1980-10-24 第93回国会 衆議院 文教委員会 第4号
五十五年度からはさらに六十一年度までを後期の計画ということで、私ども適正な地域配置というようなことを念頭に置きまして、特に従来の高等教育機関、大学の整備につきましては、地方の大学の充実というようなことを観点に取り上げてきておりまして、たとえばことし、五十五年度で申しますと、国立大学では新潟、金沢、岡山というような三大学の法文学部改組というようなことを取り上げておりますし、そういうような意味で全体的には
五十五年度からはさらに六十一年度までを後期の計画ということで、私ども適正な地域配置というようなことを念頭に置きまして、特に従来の高等教育機関、大学の整備につきましては、地方の大学の充実というようなことを観点に取り上げてきておりまして、たとえばことし、五十五年度で申しますと、国立大学では新潟、金沢、岡山というような三大学の法文学部改組というようなことを取り上げておりますし、そういうような意味で全体的には
その前の五十四年度では、岡山大学の歯学部、長崎大学の歯学部、熊本大学の法文学部改組、広島大学の生物生産学部の設置を行っております。さらに、その前の五十三年度では、信州大学で経済学部を人文学部から分離させております。ほかに、島根大学、山口大学におきましても、文理学部の改組を実施しております。
○佐野政府委員 五十三年十一月に金沢大学の評議会は、学内の委員会で検討しておりましたキャンパス問題について、五十五年度の法文学部改組発足を前提としながら総合移転の方向で検討することを決定しております。昨年の十一月に至りまして評議会は、これまでの検討を踏まえまして総合移転の方針を堅持するけれども、第一段階としては当面の城内部局の移転を進める、そういう決定を行っております。
ただ、これまでとってまいりました方針に従いまして、今回の法文学部改組に際しましても事務組織の一元化ということを図るために、これまで大学側とも協議をいたしてきておりますので、その間に大学側の方でも一元化された組織のもとでどのように三つの学部の事務を支障なく運営をしていくかということについて御苦心があるということは承知をしております。